窓にサティスフィクション

窓に断熱材を張って、日中の暖気の室内における持続などを確認し、さあ冬かなどと意気込んでみたが、どうにもこうにも寒いのはやはり嫌で、ネオンからの帰りの電車が各駅停車で毎度毎度乗車口は開きおちおち寝てもいられないし、お気に入りの服屋が無くなり新しい暖かい服が買えない何の楽しみもない、春を待つなんて薄らボンヤリした期待と共に過ごせるほどこっち冬は甘くないし。窓を開け、ストーブの熱気と吹き込む寒気の潮目に座り込みカタカタとPCを叩き「クソッタレ野郎さんの達の宴」と記入、せかせかタバコを吸って、あー手紙を書かねば。辛気臭いので断熱材剥がしてしまえ、ジャガーに乗るか自転車に乗るか問題はそこなのだ。

※サティスフィクションとはサティスファクションとフィクションの合成語であり文字通りの意味である