数学的帰納法による等式の証明

数学が嫌いだとかわからんとかそこここで言っています。特に数学的帰納法は数学が嫌になった元凶みたいな証明だった。数学の日本語がよくわからんし、演繹ぽっいことしてるのに帰納なのもわからん。なんでkとかmをつかうのかわからんし、兎に角いやなやつだった。わからなさすぎて授業中にのんびりしていたらお年を召した先生に「数学をなめるな!」と黒板消しでどつかれて色々なことが真っ白になり、数学・記号のアレルギーが発症して久しい。振り返ってみれば、自分のできないことは役に立たないと思いこんでただやらなかっただけで、バカモンで恥ずかしい。
そういう訳で数学的帰納法を理解するために数学Bの教科書を借りて教えてもらった。詳しくはかかないが、有限回の議論で無限回についての証明が可能であるということが味噌だとわかった。等式の証明と整数の性質の証明の練習問題は解けるようになった、解ったとはおこがましくていえません。ながいあいだ腐らしていた思考回路がビキビキ悲鳴をあげていました、うわーうわーいややーって。答え合わせをして、ひっかかっていたことを、数式を口語で表してみたときに、胸のつっかえもとれてひどくすっきりしました。あのころちゃんとやっとくべきだったとか口でいっみたけど、そうはやっぱり思わなく。数学的帰納法のわからない僕の生活が今日まであって、明日から数学的帰納法を解ける僕の生活がはじまるだけです。なんだかよくわからなくなったが、数学は面白いかもしれない。