朝に歌う

土曜日、日曜日と音楽をやっている人と沢山接して、音楽をやりたいのだが自分にはやる気があまりないのであると風博士に吐露したら楽になった。本当にじゅんさんとなにかやろうか、でもそれは吃驚するだけで何も起こらない予感がする、塩烏賊とカレーのようなものになってしまうのだろうな。

押しの強いことで有名な瓦のFから三つくらいライブ(独り)依頼が来て、さすがに一つ受けた、誘ってもらえるうちが花、そんなことは重々承知してはいても、ビビッてできないことが多い。詩が無い、勢いが無いからでっち上げることも難しい。イタリアに行ったりして少々強気になったのか。今週末の日曜日の朝の瓦ライブに入れてくれた、相変わらずFのハードルは高いなと思う、寝起きの或いは徹夜の客に徹夜の或いは寝起きの自分でライブなどと罰ゲームに近いではないか。

それでも素直でかわいい欲望は人前で唄うライブを欲しているらしく、ギターの弦なぞ張替えねばなと明日明後日の予定を思い出して、さて天気の具合はどうであろうと落ち着かない気分である。週末までにせめて新しい歌を一つ、もろもろあわせて三つくらいでいければ。漫談の内容なぞも練っておかねばと、本当に性懲りも無く呆れる。