メモ

1930年代のイタリアではムッソリーニやら黒シャツを着た連中が席巻していたらしいが、こないだイタリアに行って感じたのはなんでこの国で一時でもファシズモが流行したのかってことでした。国家統一されてまだ100年もたたず、小さな国の寄せ集めでガラクタのような国で、そこの住人に対して感じたのは、俺は主張はする、しかし巻き込まれるのは断じてごめん、国ぐるみで立ち上がれなんて雰囲気は感じられなかった。フトゥリズモとファシズモの関係にしても、自分のイデオロギーを浸透させるためにお互いの利用価値を図りあってばかしあいってのが本当のところで。そうか、ずっとバランバランだった国がこの機会にまとまれる?まとまってみる?なんてことをあそこの住人は考えたのか、まぁすべて憶測なので捨て置いて。

フェデリコ・フェリーニのアマルコルド』という当時の様々な階層の民衆の生活を描いた映画があるという話をIさんから聞いた。Iさんの感想ではその映画では、ファシズモの集会はとてもにファニーに描かれていて、なにか運動会やらラジオ体操を連想させられたと。とにかく見てみないといかん。フェデリコ・フェリーニはイタリア映画の巨匠、世界でも10指に入る映画監督らしい。

あと『down by law』が近所のツタヤにあった、トム・ウェイツロベルト・ベニーニの競演これは必見。