100年

君の指先がはじき出した言葉が 俺の頭を掠めてゆくその前に
誰かに盗まれてないか あるいは君が俺なのかを
気にする時間が必要なんだけどないんだ

そこにあるものが全てか いや染み出してくるエキスさ
夏の雲が滲んだ時 あいつの愛は深かった
棒読みになったセックスは 何年前の過ちなのか
ページがどんどん切り替わって行くのに

君の指先がはじき出した言葉が 私の頭をかき乱したその後で
こいつ筋肉だけしゃべってるんだろ 退屈しのぎの遊戯なんだろ
邪な私のブラインドタッチ このまま駄目になってもいいかな 

そっけない返事の向こう側に 息ができないほど笑ってる人がいる  

小指と言葉がシンクロナイゼーションしない 頭かきむしって変な踊りを踊る

やっぱ身体じゃないと駄目なのかな 染み出して来い匂いよ
東の空が白んできました なぜかあなたの呼吸が聞こえます
指と指をあわせてみたら イメージ交換できるかな
信じてくれってなんだそれ なんとも粋なジョークだね
ジョークじゃねえ ジョークじゃんね ジョーク駄目
よーく噛め ビョーキだね 当分駄目 踊り足りねぇ 
今日はおやすみ