だらだらしてる

実家でだらだらしている。先ほど、祖父母と夕食に出掛けた。洋食は祖父母にとってはちっともありがたみがないようである、グラスは持ちにくいし、フォークやナイフもむつかしいし。プライドの高い祖父はグラスのジュースをしたたかに倒し悔しそうだったが、徐々に気分も晴れてきて楽しそうだった、祖母は満腹中枢が少しおかしくてバクバクと料理をたべていた。鍋をみんなでつつくよりは、間を空けて出される料理の合間合間に色々と話ができてよかった。二人とも記憶は朧げになってきてるけど、大事なことはよく覚えているのでまだ安心、長生きして欲しい。祖父母を送り届けた帰りがけに祖母が僕に「先生ありがとうございます」といった、もちろん冗談ではない、格好からそんな感じがしたのだろうか、なんの先生だろう、祖父と映画の話やらをしていたからか、あるいは大きな励ましだったのだろうか。

日大長野の試合を見に、甲子園に行く。最寄り駅から甲子園まで一本でいけるようになったみたい。変なの、まったく想像できない。高層マンションがどんどん建って、いつもの坂道の見通しの悪いこと。公園はクサボーボーで酷い。ユニクロに行った帰りに、チンチン電車(阪堺線)を発見した。そこに見える町にはおそらく一生立ち入ることはなし、お隣さんの暮らしもよくしらない、自分の世界は本当に狭い。『1Q84』を読み始めた、やっぱり引き込まれる。『ノルウェイの森』の映画化とかふざけんな、おれの緑ちゃんをどうしてくれるつもりやあほ。