無口なお前には 誰も気づかない
気づかれる 足音も糸口もなかった
無口なお前は 自分を売っぱらう店もない
ここには家もない くそったれ
無口なお前 そのしとやかな音色を失うなよ
これが都市の暮らしかい 来いよ
出て行く計画を立てよう
来いよ 家族の話をしよう
お前のねーちゃんはオカルト おやじは年寄りのくそったれ
無口なお前 ばあちゃんのエズラの話には耳を貸すな
無口なお前 あいつらのことなんかな へん
ドラムスティックをよこせ
スネアとキックも
ブルーズが呼んでる 俺は知ってる
スポットライトの中は快感
あったかくなってくる
５時間ぐらいしたら
手の中の自分を
くちゃくちゃして
ねじってやる
