苦労

苦労語りをして欲しいわけではない。
はーやっぱり苦労しないと一人前になれないのか、キラキラキラキラ。
なんて奮起する人なんて、そんなにいない。
世の若者を、苦労話にキラキラするように洗脳したいだけで、結局は国の偉い人の妄想。叶えられた夢の何百倍も、閉ざされた夢は存在している。閉ざされた夢の語りに、耳を傾けることも大切なんじゃないの。

「物づくりのすばらしさ」を力説したとしても、それは体得した人にしかわからない秘密の花園だったりする。それを、職人さん自身が話すよりも、それを売っていく理解者は、素人にも伝わるもっとこなれた言葉を持っている気がする。

売り手と作り手。
セットじゃないと物づくりは絶対によく解らない。