新しい家族は

蟹甲羅荘から亀山が旅立っていきました。
山中と二人になってしまうと、彼の不在が一層強く感じられます。

そして、ひょんな事から新たに家族がやってきました。
Be研の一年生、耳鳴り坊やこと長橋君です。
彼は背が高く、こてこての日本家屋である我が家で、あらゆる部屋の継ぎ目で頭がつっかえてしまう。筈なのに、今日一日一度も苦労している様子はなく、日本家屋に適応するノッポということが解った。