日記 Y輪店

自転車のパンクを800円で修理してくれるのはここらではY輪店くらいだろう。Y輪店には80歳くらいのじいちゃんと50歳くらいの息子さんがいて、じいちゃんが店番で息子さんが出張をしている(ような感じがする)。みなみのGIOSはここで、無理矢理注文してもらったし、俺のユーラシアもオーバホールしてもらった。無理矢理、というのは、もう自転車の販売をしてなくてジオスとの関係も首の皮一枚つながってるかどうかで、息子さんは正直入れるのは無理だと思っていたにちがいな。ただ、注文できないとは口が裂けても言えないようであった。最初にこれが欲しいですとカタログに丸をしてから、2ヶ月くらいでやっと注文にこぎつけたきがする、それはお互いにホットした瞬間であった。良い自転車は、良いメカニックに売ってもらわなければならい。安いからってネット買うのは愚か者の所行なのである。店の前はを通ることが、ピットインとなるのだ。「ままちゃり」が嫌いなじいちゃんも、このGIOSのミニベロなら文句を言わずに面倒をみてくれるし、息子さんも嬉しそうだ。俺は大して自転車にはくわしくないが、ユーラシアに乗っているせいで息子さんには結構な自転車通と思われてる。店のなかであれこれ話をしてくれるのだが、2割くらいしかわからない。伝統的な日本メーカーのフレームやリムの話、GIOSとデ・ローザの関係について。本当に分からない事以外は、うんうん、と聞いているしかない。珍しく息子さんが、自転車の購入をすすめてきた。プロの眼からみると、ユーラシアの寿命は幾ばくもないに違いな。510のGIOSBLUEのフレームで完成車をくむと、多分20万くらいなるだろうか。20万くらいのクロモリフレームは半値にしてくれるらしい、どうみても最高のフレームやから買ったら楽しいやろうなぁ。ボーナスと相談やな。