ローマは一日して成らず

指導員先生から、塩野七生の『ローマは一日にして成らず』を貸してもらった。指導員先生というのはおかしな日本語なんだけれど、先生とだけも、指導員さん、というのも呼び方としてしっくりこないのでそんな風に呼んでいる。顧問、というのが職場では一番相応しい。この本は実に面白い。文庫で15冊の長編らしいがすぐに読めそう。今日は晩ご飯は一人なので、エオンタで赤ワインと食事。借りた本を読みながら呑んでいたら、うっかりこぼしてしまった。同じものを頼んだけど、料金は一杯分におまけしてくれていた。ローマの興りとそこに現れた8人の王、エトルリア人ギリシア人とラテン人の混ざり合い、そしてブルータスの演説から共和制への移行。ローマの宗教政策はヒンディー教に似ている。そしたらボロネーゼができあがって、コーヒを一杯。また本を読みながら、ちょっとうたた寝。激しいサックスのナンバーで目が覚めて、エスプレッソをデザートにして帰宅。そのあと一寸散歩。

後日本屋でみたら文庫で40冊を超える大作でした。