日記

今年度は本当に仕事が忙しかった。月の残業が80時間に迫ると生活の質がめちゃくちゃ低くなることがわかった。今までせいぜい3、40時間で済んでいたのでなかなかきつかった。その分金はもらえたので好き放題レコードを買うなどした。しかしえらい目にあった、上司の不祥事というものは防ぎようがないのだ。

 

新型コロナの影響で、馴染みのお店が2軒閉店してしまった。1軒はフィルム写真アナログ現像の写真屋『ZEN現像所』、もう1軒は南国料理と美味しいお酒、マスターは片栗粉の魔術師『おけらや』。どちらも自分や友人たちにとって大事なお店だったのでとてもショックだ。年をとっていくと、いろんなお別れに直面するが、コロナはその時計のネジをギリギリと巻き上げていってしまう。

 

人生は急ぐ旅ではない、ただし人生には手遅れがある。恩師の言葉を思い出す。