八戸へ行ったこと

記憶はどんどん薄れていく。思い出すきっかけに何かちょっとでも書いておいたほうがいい、そんな風に思って解ってはいたものの、いつそれを始めようかと考えているうちにそれ自体を忘れてしまうことを繰り返し。

 

「挫折禁止日記」は大学の先輩の二郎さんが命名したもので、今日その二郎さんと斉藤和義のライブに向かう高速バスの中で書き始めた。

 

7/28

JRの企画券どこかにビューンで八戸が当たったので、八戸へ行くことになった。松本→上田→大宮→八戸、6時間超の行程。松本→上田は自動車で、道中で工事渋滞していて時間がかかってちょっと焦った。あとは新幹線で思ったより楽に八戸まで行けた。車窓から見えた、盛岡や仙台は昔(震災前)より街が大きく高くなっているように感じた。

 

八戸にはうきぐもの野宮君が住んでいて、八仙の酒造で働いている。残念ながら来訪の2日ほど前に、流行り病にかかって一緒にうろうろすることはできなかった。彼とは、ネオンホールペイブメントで繋がっていて、何度も会ったわけではないけど、10年以上の時を経ても普通におしゃべりができる。八戸へ行く前に電話で3時間ほど長話をしてしまった。

 

八戸は思ったよりも暑かった。この町は太平洋側にあって、青森の中でも雪が少なく温暖らしい、文化的には岩手との関係が深いようだ。新幹線駅の八戸から市街地の本八戸へローカル線で移動。2人で荷物を抱えてふーふー言いながら徒歩で移動、坂を登り八戸市役所やメイン通りを過ぎて、ドーミーイン本八戸にチェックインした。15時くらい。荷物を置いて休む間もなく、三日町交差点付近で八戸酒造の蔵見学へ向かう。街中には高いビルがなくて、電柱は地下埋設になってる。青森の屋台を引くお祭りのためなのか、2車線の1方通行道路が、街区を挟んで東西に走ってる不思議な構造だった。

八戸酒造付近は翌日の(あまり歴史のないタイプの)お祭りの準備で忙しそうだった。

遅れてついたので酒造見学はすでに始まっていた。3、4組がさっちゃんの説明を聞いていた。説明の内容はほとんど忘れてしまったけど、大正の建築で外壁のタイルが何とか詰み?で美しかった。試飲はほどほどに、冷たい仕込み水をガブガブ飲んでこれが美味かった、もうちょっと硬度が高いと違和感があるそのちょっと手間くらいの味だったと思う。ソムリエらしき見学客が御託を披露していてみっともなかった、美味い酒を不味く提供しているのだろう。

下元と弟と水口に酒を発送して満足した、贈り物には独特の満足感と楽しさがある。

酒造の前で背の高いイケメン職員に記念写真を撮ってもらった。その足で野宮君が住んでいるエリアまで散歩。LINEに導かれマンションに到着、1階と5階から10年以上ぶりの再開を果たした。20mくらい離れて、何かしら話をした。背の高いイケメンは職場に3人ほどいるらしく特定出来なかった。

 

この密度で書いてるとなかなか進まない。