2/11  友人(母)の娘さんが大学に進学するとのことでミノリでお祝い。特製デザートも喜んでもらえてよかった。それと大学入ったらベースを弾きたいとのことで平田のハードオフまでベースを見に行った。その娘さん、Mは、本当に理由は不明だが僕のファンであるため、僕にベースを教わりたいという。僕のベースは大したことはないし、大学入ったたらいくらでも上手い人がいて教えてくれる人はいると言ったが、成り行きで来週から練習に付き合うことになった。昔、バンドを始めた時の事を思い出すと、まぁみんな成り行きだったのだ。何かを持っている人同士にだけ起こる成り行きだった。今でも理由はわからない。

ハードオフはキャプテンが勤めているから紛い物は置いていないので安心できる。棚にベースがかかってない場所結構あったので、おやっと思ったが最近楽器の売れ行きがよいらしい。ヤマハスクワイヤーとクールジーを弾きくらべさせてもらった。クールジー(coolz)は島村楽器のオリジナルで、しかもヘッドにmakes you  creativeと書いてあって、死ぬほどダサいく絶対買いたくない類のものだったが、色が良く、弾いてみると値段の割に悪いものじゃなさそう。Mがミャンミャン試し弾きするのを友人がバシャバシャ写真を撮っていた。黒髪、長身、ベース、まさにステレオタイプな女性ベーシスト。家に帰ったあと思い出したが、キャンディアップルレッドは、昔僕が使っていたストラトキャスターと同じ色だった。

スクワイヤーは値段の割に粗悪な作りで、ヤマハのベースはネックが素晴らしい作りで弾きやすいものだったが本体が重すぎた。一本目の楽器を生涯使うことは稀で、最初は中古で2-3万くらい見た目でビビッときたのを選べばいいよとアドバイスはしていた。どうやらcoolzが欲しくなっているみたいだったが、悩んでいて、友人とごにゃごにゃ話している。その間、僕はオーディオコーナーでカートリッジなどを物色していた。戻ってみると、まだ色々問答をしていて、友人が4月で辞めてもいいから買ったらいいじゃないと背中を押し、それで9割くらいは買う気になっていた。付属品のギグバックも見せてもらおうとキャプテンを呼んだ。たぶんcoolzってでかくて書いてあるだろうと思ったいたが、やはりそうだった。なぜか作りは悪くない。島村楽器マーケティングがダメなだけのようだ。ガムテープを貼るとMは言っている。キャプテンのベースに関する意見を聞いてみると、coolzはフジゲン製で作りはフェンジャパとそう変わらない、なるほど僕も納得した、Mは指さして「これを買います」と言いみんな笑った。